2012年5月25日金曜日

パッケージのローカライズ


ゲームのローカライズは何も翻訳だけに限った事ではなく、演出やグラフィック、ゲームプレイにおけるデザイン(UIなど)など、場合によって様々です。
例えば、残酷な描写などでゲームそのものが発売できないというものを防ぐために、残酷な描写自体をカットしてしまうというものがあります。こういった規制の関係で変えなければならないものもありますが、そういったものとは関係なく発売する国や地域にあわせて、あえて絵を変えるというものもあります。
最近の作品で話題になったのが『Pirates Of Black Cove』のパッケージです。


        
公式HPより転載

*左が海外版、右は日本版です。

略奪後の村をバックに両刃の武器を持った海賊を髣髴とさせるおじさんがポーズを決めている海外版とは対照的に、日本版では航海をイメージさせる海賊船と大海原、そして夕焼けを背景にし、アニメに出てきそうな女性の海賊がポーズを決めています。ゲームの内容は変わりませんが、海外版のものより日本語版の方が日本人には取っ付き易そうなパッケージですね。
こういった絵の変更は、ゲームなどに対する認識が日本と海外で異なっているからこそ、起こりうるのでしょう。昔からよく言われていますが、日本の作品では若者が主役となることが多く、海外の作品ではムキムキの軍人などが主役となることが多いです。
私も以前『Dungeon & Dragons』の絵を見た時にあまりにも日本で見てきたものとはかけ離れており、衝撃を受けたことを覚えています。
 
上記の例のようなパッケージの変更は中々目にすることはありませんが、なかなかに興味深いものですね。

---------------------
画像転載元
http://www.paradoxplaza.com/games/pirates-of-black-cove
http://www.cyberfront.co.jp/title/blackcove/