2012年1月11日水曜日

通訳者になるには


通訳者になるというのは劇役者になるようなものです。ただし、ステージに上がり観客の前に立つまで台本は渡されません。
最近、私達は多くの翻訳者達から通訳の仕事を始めたいというメールを受け取ります。彼らは基本的に確たる翻訳手順を心得ているプロの翻訳者達です。が、この経験は通訳者としての成功をも保証するのでしょうか?そうとは限りません。しかしながら、通訳の仕事に切り替えるのに、いくつかの基本的な経歴は応用できます。

コツは以下の通りです:

―会話に関するスキル

これは当たり前のように思えるかもしれませんが、言語に関する幅広い知識を持っている他に、話し上手でなくてはなりません。頭の中で翻訳をし、即座にそれを他の言語で説明するのは、書き出すのよりも困難なことです。早く、しかも場合によっては人がまだ話している最中にせねばなりません。

―情報収集

主題に慣れておくために、可能であれば、前もって主題に関する資料を出来る限り入手しておくこと。参考文献がない場合もあり、あったとしてもクライエントが当日に間に合うように渡してくれるとは限りません。

―主題についての調査

クライエントから与えられた情報以外にも、自分自身でも事前調査をしておくこと。例えば、証券会社とそのクライエントの会議で通訳をするのであれば、これに関する知り得る語彙を調べておくべきです。

―トレーニング

例えばYouTubeなどを使い、聞いたことを声に出して通訳してみてください。実際の感覚を掴むためにも声を出してすることが重要です。

―躊躇しないこと

的確な言葉を見つけるために話すのを止めないこと。即言葉に出せない場合、類語や似たような言葉を探しましょう。

―メモを取ること

話者が会社・人物や場所の名前を挙げた場合、書き留めること。
スピーチを通訳する場合、逐次であれ同時であれ、主題に関してだけでなく話者についても調べておくこと。

―私からの最後にして最も重要なアドバイス:

相当厄介な場合でなければ「No」といえるようにしましょう。大勢の人の前で自分の要領を超えたことを通訳するのはとてもストレスになります。文書に対して挑むことは出来ても、料金を支払うクライエントに挑むことはできません。