2011年12月8日木曜日

在宅翻訳者として成功するには


在宅翻訳者としての道を選んだ人の多くは、自宅で仕事ができ、好きなだけ仕事ができると思いこの職業を選んだ人が多いことと思います。しかし、実際翻訳者として成功するのは本当に難しい事なのです。

自分はプロジェクトマネージャーとしての経験が長く、翻訳者から頂いた履歴書は数千通ありますが、10年間の間に使用した翻訳者は100人もいません。自宅で作業をして、好きなだけ働いて、月収40万円ぐらい稼げるような翻訳者は、非常に少ないのではないでしょうか。

この記事では、翻訳会社のプロジェクトマネージャーに、出来るだけ魅力的な翻訳者として映るための、幾つかのアドバイスを述べたいと思います。

1.きちんとした履歴書を送りましょう

どうやら、「どうせ在宅の仕事だから適当なものでもいいだろう」と、思う人が多いようですが、少なくとも私の場合は、まともな履歴書も作成できない翻訳者には高度な翻訳の仕事は依頼したくないですね。 
きちんと自分の強みをアピールし、どの会社にどういう風に貢献できるのかを書きましょう。

2出来るだけ電話を使用しましょう

プロジェクトマネージャーは常に急いでいるため、翻訳者とすぐに連絡を取り、安心したいものです。メールでのコミュニケーションはもちろん大事ですが、2週間に一度くらい電話でコミュニケーションを取ると、好印象にも繋がるし、プロジェクトマネージャーにも覚えてもらい安いです。

これは、馬鹿になりません。殆どのプロジェクトマネージャーは、ぱっと頭に浮かぶ翻訳者に仕事を振ってしまうことが多いです。
気に入ってもらえるように、営業はしっかりと行いましょう。

3.最初のうちは、気持ちで勝負!

自分の単価や業務時間に関し、強いポリシーを持つ事は大事ですが、特に最初の内は単価の安い仕事にも挑戦しましょう。

最初から余裕のある納期や、素晴らしい単価の大型案件は絶対来ないので、難しくて短い翻訳でもテキパキと片付けられるようなプロフェッショナルになりましょう。

4.翻訳業界に関する情報を、出来るだけ集めましょう

毎月のように新しいソフトウェアが発売されるし、流行のツールに関してできるだけ多くの情報を得る事はとても大事です。

5. 品質第一

最初の6ヶ月間は、単価やお金の事をあまり意識せずに、良い品質の仕事をお客様に提供する事に集中しましょう。

6. キャッシュフロー

請求書の郵送は納品と同時に行い、支払いに1秒の遅れでもあればすぐに問い合わせること。日本の翻訳会社は基本的に支払いが悪く、期限内に払ってくれる企業は極めて稀です。プロフェッショナルとして生きていくにあたって、キャッシュフローは大事なので、請求書の管理に関してはできるだけ真面目に取り組みましょう。

7.初期のころ、ツールやコースに投資しない

翻訳講座を受ける事は悪くありませんが、よくわからない翻訳学校に50万円支払う前に、ちょっとでも経験を積んでみましょう。高額な教材だけでなく、無意味な翻訳ツールも買わされる語学センターがあるので、ある程度業界の事を知ってからお金を投資しましょう。

8.向上心

翻訳者になった後でも、語学の勉強に力を入れて下さい。翻訳者の一番の武器は言語能力です。

職人のプライドを持ちながら、自営業のように行動をしましょう。