2011年11月21日月曜日

中国語のグローバル化と日本語の衰退


中国語と日本語はまさに今の時代を反映させている言語のひとつだと言える。
外国語を習う際、その言語が好きか嫌いか以外にも習う言語に将来性が有るか無いかと言う点も重要視される。中国語と日本語はまさに今の時代を反映させている言語のひとつだと言える。

近年、アメリカにおいて孔子学院による中国語教育が益々活発化しており、2004年韓国ソウルに創立して以来、当初100校の予定だったが、現在は世界中に300校を超える孔子学院(教室含む)が存在する。

その中でも、特にアメリカ合衆国では80校を超え、世界最多となっている。

数多くの公式学校で中国語が導入され、幼い頃から中国語を学ぶ子供たちが増えてきた。

孔子学院等のこのような中国語教育のグローバル的展開には批判の声も多々寄せられるようだ。

子供から「中国語を教えるのは中国共産政府によるマインド・コントロール」だとか「西洋文化を侵そうとしている」等様々あるが、中国の経済成長が無視できないものである以上、これからを担う子供たちに中国語を学んで欲しいと考える親が大半である。

世界標準語として英語が使用されてきたが、ここ最近それに変化が見え始めているようだ。

現在、貿易における共通通貨としてUSDが使用されることが多い(但し、企業間契約等によりJPYEURがそのまま使用される場合もある)。これは西南アジアで石油の取引時にUSDが多く使用される事と関連するらしい。しかし、西南アジアに隣接する中国では石油の取引にUSDではなく中国元を使用し始め、石油生産各国もそれを認め始めている。

石油貿易に使用される通貨と言語が英語から中国語へシフトしているのではとの声もある。石油貿易に使用される言語⇒世界標準語と言えるからだ。

米国のファスト・カンパニーは注目する企業50として様々な企業を取り上げたが、その中に中国や韓国の企業は入っていたが日本の企業は一つも入っていなかった。

つまり、アメリカの目から見ても既に日本は衰退の道を辿っていると位置づけられている証拠でもある。
海外に於ける日本語教育が衰退していることも目に見えているようだ。経済的危機により教育現場の中から日本語教育を取り下げることがある。

これは日本語教育にかかるコストが高すぎる等の理由もあるのだが、経済危機とは裏腹に中国語が勢いを増しているのは、やはり学ぼうとする言語と経済成長率は切っても離すことのできない高い関連があるからではないだろうか?

現在、我々の職場ではヨーロッパ圏言語と英語を中心に様々な分野での翻訳作業を行っているが、ここ最近中国語に関する翻訳依頼が増えてきた。

翻訳案件として依頼される言語はまさにその時代を反映させているのだ。